メッセージ
今の介護業界を見ると人員不足と事業所寄りの考え方が蔓延しており、
ヘルパー不足に歯止めがかからず、利用者も困っているとの声を聴きます。
「人を助けたい、力になりたい」という気持ちでヘルパーになった方々が、
落胆して離職転職を繰り返しているのが現状です。
少しでも業界に携わりたいと考えているヘルパー、もしくは事業所の方々には、
利用者を中心に考え、同じ志しを持つ者と12原則を見つめなおして欲しいと願っています。
ヘルパーの作業状況を見ていると、時間とお金に囚われ、周りの環境に左右されて根底にある
「困っている人を助けたい、力になりたい」という気持ちが薄れているのが実情です。
私どもは関係する人々に心の壁を取り払い、身内のような介護を基本をしています。
確かにいろいろと障害はありますが、ヘルパーも利用者も家族と思えば、
双方納得した関係になれると信じ、支援をしています。
そのような考え方が1人でも多くの人に広がればと思い、日々を過ごしております。