訪問介護士が知っておきたい上手な断り方とは?
訪問介護士が必ずと言って良いほど経験することが、利用者様からの難しいご相談。
心情的には何でも応えてあげたいという気持ちがあるかもしれませんが、介護保険の兼ね合いや法律上の問題で対応できないことも存在します。
そういった時にどのように断れば良いか。
あまりにもはっきりと断ってしまうと、利用者さんの気分を損ねてしまうかもしれません。
そのため、穏便に断るポイントを理解しておきましょう。
例えば、医療行為に該当する行為を要求された場合。
これは看護師の資格を持つものなど、特定の人でしか対応できません。
そのため介護福祉士やヘルパーが頼まれても対応することができません。
その場合は「申し訳ありませんが、医療行為に該当するものは対応できない規則になっているんです。そのかわり体が楽になるようなマッサージをしますね。」などと代替案を提案する形がオススメです。
もちろん、すべてのことに対して代替案が提案できるとは限りませんが、利用者様の気分を損ねたりする事は無いはずです。
他にも髭を剃ってほしい、髪を切ってほしいなどの依頼もあるかもしれません。
仮に医療行為に相当するものでなくても、ケアプランに含まれていないものは基本的に対応できないことをあらかじめ伝えておきましょう。